教養教育共同化科目のあらまし
教養教育共同化授業は、平成26年度に68科目でスタートしましたが、令和6年度は別添の「共同化科目一覧」のとおり81科目(人文科系30科目、社会系24科目、自然系27科目)となります。そのうち少人数による討論等を中心としたリベラルアーツ・ゼミナールが13科目、京都という地の地域的、歴史的、文化的特色を生かした「京都学」科目が14科目となっています。これらの内容は、別添の「各科目概要」のとおりです。
共同化授業の教育目標
共同化授業の教育目標を学生に伝えることは、大変重要と考えています。そのため、別添の「学生のみなさんへ」をまとめ、受講案内に掲載しています。
開講日、時間割、実施場所
三大学間で年間スケジュール(学年暦)を調整して授業日を定め、令和5年度は、月曜日に統一した時間割を作成し、共同化授業を開講します。
共同化科目の授業日、授業時間等はこちら
「令和6年度 共同化科目開講時間割」はこちら
授業は、京都府立大学敷地内の教養教育共同化施設「稲盛記念会館」の講義室を基本に行います。
共同化授業の性格
共同化科目は、その科目を提供する大学の正規授業科目であるにとどまらず、他の2大学にとっても正規の授業科目となります。そのため授業を行う担当教員は、提供大学以外の大学においては当該大学の非常勤講師として正規の授業を担う教員に位置付けられています。
履修登録、定員枠
共同化科目の履修登録は、前期、後期に分けて学生の所属大学において行います。
共同化授業を行う教養教育共同化施設「稲盛記念会館」は、200人規模が1つ、170人規模が2つ、その他は100人規模の教室などであり、教室規模に応じた各科目の教室定員とともに大学ごとの定員枠を設定します。大学ごとの履修定員枠は、教室定員のうち科目提供大学が半分、残りの半分を他の2校が学年定員に応じて按分することを原則としています。履修登録によって、各大学に割り当てられた履修定員枠を超えて応募があった場合は、抽選により履修者を決定します。
なお、学生の履修希望がより多く実現できるよう、履修登録の状況を踏まえ、各大学の定員枠を調整したり、科目定員を変更したりする場合があります。