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お知らせ

京都三大学教養教育共同化事業「宿泊型研修」実施のご案内

 三大学学生の皆様

 こんにちは。京都三大学教養教育共同化事業リベラルアーツセンター長の石田です。早いもので、そろそろ前期も終わりに近づいてきました。前期試験のことも頭にちらつき始めたと思いますが、今日は皆さんに本事業の目玉の一つである「宿泊型研修」の実施についてご案内させていただきます。
 皆さんは同じ教室で学んでいるわけですが、アンケートをみますと、もっと三大学の学生同士で交流する機会が欲しいという意見が多く寄せられています。私達としてもできるだけ交流の機会を作って行きたいと考えています。そこで、今年度は新たな試みとして「宿泊型研修」を実施することにしました。915日(木)、16日(金)の2日間、綾部市の山間部へ出かけ、廃校になった小学校に泊まって色々な体験をするとともに、地域の人達とふれ合っていただく機会を作りました。

 
 ◆なぜ綾部?

 綾部は京都府の中丹地域に位置する都市です。繊維メーカーであるグンゼ発祥の地で、工業都市であると同時に山間部には小さな集落が点在しており、農業や林業、そして水源地としての重要性も大きい独自の特徴をもっています。そのため、三大学の皆さんにとって絶好の課題になると考えました。たとえば、地域の農林業をどう維持・発展させるか?山間部をIoTで振興させるには?地域の医療や看護をどう確保するか?新しい特産品を創るには?若い人達を呼び込むには?etc.色々なことが頭に浮かびます。綾部市ではこれらの課題に取り組んでくれる若い人達を積極的に支援していて、今回も協力を仰げることになっています。

 
 
◆何をするの?

参加して下さる皆さんと議論して決めていきますが、大枠は以下の通りです。

 15日(木)
・上林いきいきセンター:綾部市担当者、NGO担当者から説明と意見交換
・黒谷和紙工芸の里:和紙づくり体験
・里山研修センター:「小学校の給食」体験、「まち冒険」プロジェクト(https://machibouken.com/about)と「コミュニティーナース育成プロジェクト」(http://community-nurse.com/)を行っている株式会社ボノの担当者と地域振興やコミュニティーナースetc.についての説明と意見交換
 16日(金)
・里山研修センター:意見交換と提案
・グンゼ記念館:グンゼの歴史と最新技術の見学

 
 ◆いくらかかるの?

文科省の事業なので交通費と宿泊費は三大学が負担しますが、食費はご負担いただくことになります。概ね5000円程度です。

 
 ◆参加するには?人数は?

石田までメールでお申し込み下さい(a_ishida@kpu.ac.jp)。件名に「宿泊研修参加希望」と書いて下さい。人数ですが、各大学から5名程度、最大20名程度を考えています。

 
 
◆締切は?

8月12日(金)到着分まで受け付けます。

 
いかがですか?この宿泊型研修は、皆さんにとって、大学生活における貴重な体験の場となると信じています。皆さんの積極的な参加を期待しています。

石田昭人
京都府立大学・生命環境科学研究科・応用生命科学専攻・教授
京都三大学教養教育研究・推進機構・リベラルアーツセンター長
606-8522 京都市左京区下鴨半木町1-5
電話&FAX 075-703-5443

 

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