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お知らせ

【実施報告】京都三大学教養教育共同化事業「宿泊研修」を実施しました

 この度、京都三大学教養教育研究・推進機構では、昨年に引き続き「宿泊研修」を実施しましたので、その概要をご報告いたします。この「宿泊研修」は、三大学の学生が京都府内市町村に赴き、地域課題を実際に体感することをとおし、これからの学生生活や研究課題への取組に役立てるとともに、学生間交流を一層深めることを目的としています。
  

◆ 訪問先:京都府和束町

◆ 日 程:平成29年9月14日(木)~15日(金)

◆ 学生参加人数:17人(工繊大2人、府立大13人、府立医大2人)

◆ 概 況
 和束町長や役場職員の皆さんとの懇談、地域おこしに取り組む方々との交流、和束町への提案発表など、異なる将来像を描く三大学の学生たちがひとつの課題に対し、一緒に議論し提案発表作業を行うということは、学生にとって大変刺激的で充実した2日間となりました。
 今後、和束町への提案レポートを作成し、和束町へ提出することとしています。     

【活動内容】
 9月14日(木)
・けいはんなプラザ(精華町)にて「関西文化学術研究都市」の概要聴取
・特産品づくり団体「恋茶グループ」のお茶づくし弁当をいただきながらの交流
・地元ガイドの案内による和束町ツアー
(茶畑景観→農家民宿→てん茶工場→町営実験農場での茶摘み体験)
・和束町長による町の課題・施策の説明、町長・町職員との意見交換 
 9月15日(金)
・和束町への提案発表
・お茶の入れ方教室(「茶(ちゃ)ムリエ」の認定証を取得)

■けいはんなプラザ(精華町)で学研都市の概要をお聞きしました(ラボ棟13階から和束町を遠望)

■「恋茶グループ」手製のお茶づくし弁当をいただきながら、グループの活動についてお伺いしました

■2班に別れガイドさんの案内で和束町内を周遊しました

■農家民宿「なごみ」では、水出し煎茶をいただきながら開業の動機などについてお聞きしました

■最近竣工したてん茶工場では、てん茶需要の高まりや工場建設の経過についてお伺いしました

■町営実験農場で、全員初めての茶摘みを体験しました

■和束町長から町の将来像を熱く語っていただいた後、町長や町職員の皆さんと意見交換をしました

■翌朝の発表に向け遅くまで頑張りました

■6班に分かれ「若者が和束町へ行きたくなるアイデア」について発表しました

■お茶の入れ方教室では、全員「宇治茶(ちゃ)ムリエ」の認定を受けました

  今回の「宿泊研修」の企画・実施に当たっては、和束町役場及び(一財)和束町活性化センターにご協力いただくとともに、ボノ株式会社取締役 谷津孝啓様、髙木香緒里様には全行程において研修支援をいただきました。また、現地で、親しく学生に接していただきました全ての皆様方に改めて感謝を申し上げます。